NPO法人 彩の子ネットワーク紹介



<はじめに>
1999年10月、埼玉県内の子育てサークルに「子育て情報や支援策にママ達の実感を」というアンケートとともに、ネットワーク作りすることを呼びかけました。3801人から回答が寄せられ、それまで声にならなかった母親たちの思いを発信するところから、彩の子ネットは発足しました。
子育てを応援されていると実感できない(77,4%)など、母親自らが自分たちの手でアンケートを設計・実施することで、自分たちの声を確かめ広く発信し、日本子ども家庭総合研究所ほか関係機関に注目されました。

彩の子ネットは、小さな声を大切にし誰をも尊重しあう、そんな人との関係づくり、ネットワークを目指し学んでいくことで、ともに生きる仲間づくりと、社会的な発信をしていくことを目的にしています。

>>>彩の子ネットワーク紹介リーフレットもご覧ください(PDFファイル)<<<
彩の子ネットワーク紹介リーフレット


<組織概要>

【設立】
2002年11月22日 NPO法人 彩の子ネットワーク 設立 (1999年10月24日彩の国さいたま子育てネットワーク発足)

【参加者】
埼玉県内の子育てサークル、市町村単位の子育てネットワーク、個人、子育て支援関係者・団体、研究者など。

【会員数】
個人81名、団体6 賛助5 (2016年6月現在)

【目的】
子育てをはじめとするいのちのケアを担うことについて、女性・男性の別なくすべての人々を対象に、自立や互いの尊重を学び、主体的に生きゆく意識を持ち、自らの意志のもとに行動する人となるための事業を行い、世代を越え、障害を越えた「互いを支え合う地域社会」のネットワークづくりに寄与することを目的とする。

【活動内容】

  • 子育てサロン・子育てネットワークづくりの促進
  • 「横並び型アクションリサーチ」の方法によるアンケート調査
  • 子育てフェスティバルの開催
  • 学生保育ボランティア体験事業・高校中学と協働研究授業
  • 子育て講座・保育ボランティア養成講座等の企画運営、講師派遣
  • ニュースレター発行

【施設運営】

  • さいたま市子育て支援センター「みぬま」
  • 上尾市つどいの広場「あそぼうよ」


【定款】

【役員】
  代表理事: 関昌美
  理事:鈴木玲子・渡邉寛・石原香代子・重本敦子
      末吉一美・・中泉理奈・西川美保 樋口美津枝・
      八重樫裕子
  監事:門平公夫・中島敬子
 
【運営委員会役員】(定款付帯条項第3条による)

  代表: 関昌美
  共同代表: 鈴木玲子
  副代表: 山口直・加勇田久美子・渡邉寛
  運営委員長: 加勇田久美子
  事務局長: 西川美保
  広報局長:中泉理奈
  会  計: 石原香代子
  書  記: 八重樫裕子
  運営委員:関昌美・鈴木玲子・山口直・加勇田久美子・渡邉寛・西川美保・中泉理奈
         石原香代子・八重樫裕子・末吉一美・重本敦子・廣岡政子・種子田麻里子

【組織】
組織図はこちらをご覧ください。(PDFファイル)



【事務局】
〒362-0017 埼玉県上尾市二ツ宮1156−3
TEL:048-770-5272 FAX:048-770-5270 office@sainoko.net http://www.sainoko.net/


【会費】
個人会員・団体会員とも 1500円、 賛助会員(1口) 1500円

入会方法:郵便振込
口座名    「彩の子ネットワーク」 
口座番号   00160-8-54781
  
      
※いずれの会員も、特定の主義主張に基づく団体・結社等によるものは、ご遠慮下さい。


入会希望者
入会希望者は、住所、氏名、電話番号、メールアドレスを明記し以下のアドレスまで、送信ください。

office@sainoko.net




<活動の軌跡>
【調査研究】
  • 「3801人の子育て〈実感〉アンケート」(1999年10月)
  • 「子育て支援〈実感〉アンケート」(2000年1月)
  • 「私たちによる私たちのための〈子育て環境、及び子育て支援施策〉アンケート」(2000年12月)
  • 「横並び型アクションリサーチ・これってウチだけ、私だけ?2,691人の子育て・生 き方実感アンケート」(2002.年1〜2月)
  • 「次世代との交流アクションリサーチ(自分の性をどう思いどう生きるか)生き方実感アンケート」 (2003年1月)
  • 横並び型アクションリサーチ「あなたの世代は幸せですか〜友だち・恋愛・仕事〜未来の子育て」生 き方実感アンケート(2003年12月〜2004年1月)
  • 父親・パートナーとつくる「横並び型アクションリサーチ」(2004年3月)
  • 横並び型アクションリサーチ「俺は子育てが楽しい あんたはどうだ?」 −パパの本当の笑顔を探すアンケート−(2006年2月〜3月)
  • 「横並び型アクションリサーチ<みんなで子育て〜虐待防止ネットワークづくり>」 アンケート(2004年2月〜2006年3月)
  • 団塊世代と子育て・生き方を探す Dankai-kosodate横並び型アクションリサーチ(私はこう思うけど、あなたは?) −私たちは子育てを通してどんな未来に出会えるか−(2006年〜2007年)
  • 「横並び型アクションリサーチ『子どもの心の声を聞くアンケート』」(2007年3月)
   「横並び型アクションリサーチ」

【大規模イベント実績】
  • 1999年10月「子育てネットワークフェスタ」開催(参加者700人)
  • 2000年2月「みんなで考え育ち合う子育てフェスティバル」共催(参加者2252人)
  • 2001年3月「子ども夢未来フェスティバル」共催(参加者3000人)
  • 2002年3月「子ども夢未来フェスティバル2002」開催(参加者6000人)   
  • 2003年3月「こども夢未来フェスティバル2003」開催(参加者5000人)
  • 2004年3月「こども夢未来フェスティバル2004」開催(参加者6000人) 
  • 2005年3月「こども夢未来フェスティバル2005」開催(参加者5000人)
  • 2006年3月「こども夢未来フェスティバル2006」開催
  • 2007年3月「こども夢未来フェスティバル2007」開催
  • 2008年3月「こども夢未来フェスティバル2008」開催
  • 2009年3月「こども夢未来フェスティバル2009」開催
  • 2010年3月「こども夢未来フェスティバル2010」開催(参加者7700人)
  • 2011年3月「こども夢未来フェスティバル2011」東日本大震災のため中止
  • 2012年3月「こども夢未来フェスティバル2012」開催(参加者8200人)
  • 2013年2月「こども夢未来フェスティバル2013」開催(参加者10000人)
  • 2014年3月「こども夢未来フェスティバル2014」開催(参加者9300人)
  • 2015年3月「こども夢未来フェスティバル2015」開催(参加者7500人)
  • 2016年3月「こども夢未来フェスティバル2016」開催(参加者8400人)
    ※「こども☆夢☆未来フェスティバル」

【研修事業】

2003年、2004年、2005年3月「子育てサークルリーダー研修事業関東ブロック大会」(主催:厚生労働省・(財)こども未来財団 共催:彩の子ネットワーク)

【キャンペーン】
  • 2000年度 母親発・子ども虐待防止ネットワークづくり事業(母親発・子どもを傷つけない大人になりたくてー子どもとあなたの可能性をひらくネットワークづくり)
  • 彩の100日地域活動ウォッチング
    • 2002年11月〜 「子育てから始めようバリアフリー」
    • 2003年1月〜  「仕事を休んでしたい地域活動がある」
    • 2003年11月〜 「母親発子ども虐待防止キャンペーン お母さんの声に耳をすませて〜みんなで子育て」
    • 2004年1月〜  「誰だって思いきり自分らしくやりたい」 
    • 2004年11月〜 「子育ては(たいへん)がステキ!」
    • 2006年1月〜  「俺は子育てが楽しい、あんたはどうだ」
    • 2007年1月〜  「オリジナルな「わたし」を生きたい」
    • 2009年1月〜  「あなたは大切な子だよ
  • ※「彩の100日地域活動ウォッチング」は、およそ100日間を特定のメッセージ・テーマのもとに、県内全域のコミュニティワークや催しを探し、交流し、1枚のパンフレットやポスターに載せて県全域に広報する活動です。(埼玉県子育てネットワーク作り支援事業)
【年度ごとの主な活動】
◆2002年度
  「協働プラン―彩の子育て100日ふれあい事業」を埼玉県から委託を受け2つの事業を行う。
  1. 地域子育てネットワークづくり事業(地域の子育て支援の輪を広げるため、子育てネットワークづくりなどの交流会や児童虐待防止のための地域ミーティングなどを13市町村で行う。)
  2. 次世代との交流アクションリサーチ事業(自分の性をどう思いどう生きるか)生き方実感アンケート

◆2003年度
  • 子どもと育つバリアフリーな地域づくり事業(社会福祉医療事業団助成事業) 
  • 平成15年度豊かな地域福祉づくり推進事業(埼玉県シラコバト基金)
  • 平成15年度児童環境づくり等総合調査研究事業(こども未来財団・厚生労働省)「横並び型アクシ ョンリサーチ(アンケート方式)」による子育てネットワークの形成と活性化に関する研究
  • 横並び型アクションリサーチ「あなたの世代は幸せですか〜友だち・恋愛・仕事〜未来の子育て」生き 方実感アンケートを実施(2003年12月〜2004年1月)

◆2004年度
  平成16年度豊かな地域福祉づくり推進事業(埼玉県シラコバト基金)

◆2005年度
  • 「私たちによる虐待予防マニュアル作成事業」(独立行政法人福祉医療機構子育て支援基金)
  • 「みんなで子育て研修会」(主催:厚生労働省・こども未来財団・児童健全育成推進財団・彩の子ネット ワーク)

◆2006年度
  • 「『子どもの心の声』を支える生き方探し事業」(独立行政法人福祉医療機構子育て支援基金)
  • 団塊世代と子育て世代 dankai-kosodate横並び型アクションリサーチプロジェクト−私たちはこどもとの関わりを通してどんな未来に出会えるか−(主催:(財)こども未来財団・(社)長寿社会文化協会)
  • 「さいたま市子育て支援センター『さいのこ』」運営開始
◆2007年度
  「上尾市つどいの広場 『あそぼうよ』」運営
開始

◆2015年度
  「さいたま市子育て支援センター『さいのこ』」から「さいたま市子育て支援センター『みぬま』」へ名称変更
  上尾市尾山台団地内「尾山台みんなの広場」において、上尾市つどいの広場『あそぼうよ』出張あそぼうよ@かわらぶき」を開設

>>>彩の子ネットワーク紹介リーフレットもご覧ください(PDFファイル)<<<
彩の子ネットワーク紹介リーフレット



彩の子ネットの願い 
前文
 子どもが産まれて親になったとき、多くの人はその子どもを大切に育てたい、また、いつもあたたかくその子どもを見守っていきたいと願ったのではないでしょうか。けれども、いざ子育てをしてみると、なかなか思うようにはいかないのが現実です。
 男女が平等であると言われ、また、男女がともに子育てをすることを求められていながら、実際には、女は子育て、男は仕事に従事せざるを得ない状況があります。女が母親としてたったひとりで子育てを抱え込む時間の長さ、男が稼ぎ手として働き続ける時間の長さは、女も男も本当に自分の人生を生きることを、保証されてはいないことを表しています。男性中心の社会のしくみやスピードと、子育てで命を養うことの重さや時間の流れ方は、相容れにくい違いを持っています。子育てに要する労力の大きさは、社会的には見過ごされ、必要な支援を望みながら、子育てをしている親たちが声をあげることはなかなかできません。
 親としても忙しいことや、子どもが育つ環境としては遊べる場所の少ないこと、大量で複雑な情報、子どもや母親に対する世間の視線、身近に迫ってくる事故や事件など。今の時代に特有の様々な問題が、いつどのようなかたちで自分の身に起こってくるかもわかりません。それらは、子どもが育つ過程で自然に起こってくるものであったり、また、社会が抱えている問題から起きてくることであったりと、けっして、未然に防げるものばかりではありません。そのような状況の中で次々に生じてくる不安を、ひとりで心の中に抱えながら子育てをしている母親がたくさんいます。

 子育てをひとりで抱えないで、母親・父親・パートナー、地域の人々、また社会全体で一緒に子育てをしていかれたら、どんなにいいでしょう。地域で生活している人それぞれが、子育ての常識と思われていることにとらわれずに、子育てをしている親や子どもたち当事者の事情を大切に受けとめることから始めていかれたら、子育てはもっと多くの人々の喜びになっていくのではないでしょうか。
 自分自身のことも子育てのことも、どちらも一緒に考え担ってくれる、仲間や支援があるということは大切なことです。まわりの人たちの暖かいまなざしは、自分の気持ちや意見を、声にしていく勇気を持つことにつながります。そして、自分が生活する地域だけに限られた情報や関係にとどまらず、広くいろいろな人と交流し情報交換し、協力し合うことは、それぞれの問題を解決していくための、よりよい方向性を探る手助けとなることでしょう。私たちは、そのために、パートナーと子育てを担い合うことの他に、子育てサークルや子育てサロンでの仲間づくり、地域での子育てネットワーク、子育て支援者・専門職・行政機関等とも連携したネットワークづくりなど、様々な人たちと関わりを持ちたいと願っています。

 そして、子どもを育てるには、子育ての方法だけを問題にするのではなく、広い視野で社会全体と自分自身をみつめ直すことが必要です。ひとりひとりの子育ての不安や問題がどこからきているのかを考えるとき、社会の状況を確かに捉えることとともに、自分自身を大切に思ったり、自分がどう生きていくか、何をしたいかをみつめ、そして、子どもと共に育っていくことが、私たち大人の課題となることでしょう。自分自身を大切にして生きること、人から大切にされていると実感できること。それは、子どもが自らを大切にし、また大切に育てられることにつながります。子どもだから、母親だからという以前に、一人の人として大切にされて、初めて人は自分を生きていくことができます。
 また、人と人がお互いを尊重しあうことは、ひとりひとりの考え方の違いやあり方を見つめることでもあります。私たちのネットワークでは、広い視野を持って考え、違いを認め合いながら、それぞれがこれからのよりよい生き方を探し、新しい価値を見つけていくことを大切にしていきます。

 「彩の国さいたま子育てネットワーク(※1)」では、産まれてきた子どもひとりひとりが、どの子もその子の事情を大切にされ、その子自身の身体と気持ちと意志のもとに、可能性いっぱいに生きられることを願っています。母親もまた、自らの事情が大切にされ、ひとりの人としての尊厳のもとに、それぞれの可能性を開いていきたいと願います。女も男も、子どもも大人も、働く母親も専業の母親も、障害のあるなしにもかかわらず、すべての人が、この世に生を受けたその人生の初めから、それぞれの尊厳のもとにどこまでも可能性がひらかれていくこと、そうした願いに発するすべての事柄を、彩の子ネットでは「母親発」と呼び、「あなたが大切、だからあなたの子育てが大切」という考えとともに、その活動の中心に置きます。それは、自分と向き合い、その心の内に眠っている自分自身の声に気づき、その声を社会的な発言としてつくり、発信していくことでもあります。「彩の国さいたま子育てネットワーク」は、子育てから始まり一生を通じた、お互いを支え合うための、ケア(※2)を大切にするネットワークです。

※1 彩の国さいたま子育てネットワーク 旧名
※2 手当て。生活(生命活動の略語)を養うこと


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